Young Oncologist Awardを受賞
腎泌尿器外科学 住友誠教授(左)と竹内医師(右)
10月20~22日まで神戸で開催された第60回日本癌治療学会学術集会で、本学腎泌尿器外科学講座の竹内章人医師が、毎年40歳以下の優秀な研究者を対象に選考される「Young Oncologist Award」を受賞しました。
竹内医師は同学会で「In-houseがん遺伝子パネル検査による腎細胞がんのバイオマーカーの同定」と題した研究成果を発表。がん医療研究センター(佐谷秀行センター長)が中心となって実施している遺伝子パネル検査「Inhouse PleSSision Rapid Neo検査」を利用し、腎細胞がん手術検体の遺伝子変異データを詳細に解析し、進行性腎細胞癌のヒートマップ解析を試みました。その結果、染色体7番と12番上に存在する遺伝子群のコピー数異常がVEGFチロシンキナーゼ阻害薬の感受性と強く相関することを見いだしたことをまとめました。